最近、若者たちの中で「友チョコ」と呼ばれるものが流行っているそうです。
特に、小学生の間では友チョコが盛り上がっているようです。
保育所の友達が、お姉さんから「友チョコ」という言葉を聞いたそうで、その子から娘に「○○ちゃんに友チョコをあげるね」と言われているようです。
うちの子はまだ保育所に通い始めて1年経っていないので、知りませんでした。
最近ではママ友同士でも「友チョコ交換」が行われているようで、中には凝ったものを作ってくる人もいるそうです。
私が知っているのは本命や義理くらいでしたが、いつの間にか新しい風習が広がっているようですね。
そこで今回は、バレンタインの友チョコについて詳しく見ていきたいと思います。
友チョコとは一体、本命や義理チョコとどう違うのでしょうか？ 友チョコはいつから始まった習慣なのでしょうか？ どうせなら、友チョコを楽しんでみましょう。
バレンタインの友チョコはどんな意味で渡しているの？！
友チョコは、バレンタインの際に渡す際の意味合いはどのようなものでしょうか？
その娘に友チョコを贈ると言っていたお友達のお母さんから聞いたんですが。
しかし、その「友チョコ」は、私たちから見れば「義理チョコ」の一環のような印象がありますね。
しかし、小学生や中学生たちによると、「友チョコは義理チョコとはまったく異なるもの」だそうです。
本命チョコ、義理チョコ、友チョコの違いに？
まず、本命チョコは2月14日のバレンタインデーに、女性が気になる相手に対してチョコレートを贈り、告白する行為です。この習慣は日本独自で、海外には存在しないものです。
本命チョコ、義理チョコの意味は？
対照的に、義理チョコは本命チョコとは異なり、「普段お世話になっている人に対して渡す、挨拶の一環」です。恋愛感情はない相手にもチョコを贈るのは、日本人ならではの心遣いです。
私自身も昔は友達の男の子に、「今年はチョコが全然もらえなかった」なんてことがないようにと考えて渡していました。
今も、職場の独身男性に同じような感じで贈っています（余計なお世話かもしれませんが）。
以前は女性から男性への贈り物がバレンタインのチョコの主流でしたが、最近では逆チョコ（男性から女性への贈り物）や友チョコ（女性から女性への贈り物）など、様々な形態が増えています。
何でもありのお祭りとなり、私は「男性はホワイトデーまで待てよ！」と思ってしまうことがあります。
友チョコは一体どう違うのでしょうか？
そして、注目の「友チョコ」について。
これは、甘いものが好きな友達同士がバレンタインの日にチョコレートを交換する習慣から始まりました。
次第に、「友達への感謝の気持ちと一緒に贈る」といった変化が生まれたようですね。
高校生までの子供たちにとっての友チョコ文化
現在では、保育所やママ友の間でも頻繁に行われている「友チョコ」ですが、高校生までの子供たちの間では、少し異なる意味があるようです。
同じグループ内で友チョコを贈り合うことで、友達同士の結びつきを確認したり、贈られた友チョコの数が友達の多さを示すステータスになったりするようです。
こうした独特の文化が形成されています。
中には友チョコを贈ることが必須とされ、贈らないと友達との縁が切れるといった事例もあるようです。
それなりに大変な悩みも多く、「本命チョコを渡すときよりも、全然気を遣う！」と感じる人も結構いるようです。
周りから見れば何でもないことかもしれませんが、彼女たちが生きる「小さな社会」の中では、友チョコもなかなかの重要事項なのでしょうね。
幼稚園や保育所での友チョコが必要？
友チョコの風習が、今では幼稚園や保育所にも拡がり、子供たち同士での友チョコ交換が盛んに行われているようです。
しかも、驚くべきことに、「幼稚園児や保育園児が渡すチョコの準備」は当然ながらママたちが担当することになります。
このタスクはかなり大変なものとなっており、友達からもらってくる手作りチョコのクオリティーが非常に高いということもあります。
そのため、毎年母親たちはクオリティーを競い合っているようで、小さな子供たちの友チョコでも軽く考えずに、気を抜くことができない状況になっているようです。
友チョコがバレンタインに広まったきっかけは何時頃から？
1959年頃、バレンタインデーに好きな人にチョコレートを贈る風習は、お菓子メーカーの販売戦略によって拡大されていきました。
それが現在では、まるで日本の国民的な行事のようになっているのは驚くべきことですね。
1970年代に入ると、バレンタインのチョコレート市場はやや低迷していました。
これを盛り上げるために、お菓子メーカーが次なる「義理チョコ」を提案したことで、「義理チョコ」という文化も次第に広がりました。
今では、「義理チョコ文化」が完全に浸透し、根付いていると言えるでしょう。
友チョコの起源はいつごろなのか？
実は、「友チョコ」という言葉は存在していなかったのですが。
すでに約10年前くらいには、仲の良い友達同士がバレンタインにチョコレートを交換することは行われていました。
中には「30年前には友チョコみたいなことをしていた」といった話もあります。
別に「あげる相手がいないから」が理由ということもあったでしょうが。
傷の舐めあいではなく、バレンタインの時期に美味しそうなチョコがたくさんあるから。
ただ単に「このチョコが美味しそうだから」という理由で、甘いものが好きな友達同士で交換していたりしました。
そして、「友チョコ」という言葉が登場したのは、2000年代に入ってからのことでした。
テレビのCMなどで放送され、全国的に「友チョコ」という言葉が広まったのは2010年頃のことでした。
本当に最近のことなのですね。
この頃には、学生だった人たちにとっては
本命チョコ 義理チョコ と同じように「友チョコ」も普通に使われる言葉として、浸透しているようです。
バレンタインの友チョコをもっと楽しんでみよう
「友チョコ」って、どうもお菓子メーカーの巧妙な策略に引っかかったような気がするんですが。
若い世代を中心にこんなにも広がってきた風習なので、これからますます浸透していくことは確実でしょうね。
そうなるなら、嫌々するよりも思いっきり楽しんでしまった方がいいですよね。
次回のバレンタインでは、手作りの「友チョコ」を娘と一緒に作ってみることにしようかな。
まぁ、きっとそのうち、その中にこっそりと「本命チョコ」も混ぜてしまうことになるかもしれませんがね。
バレンタインに友チョコを贈る意味のまとめ
初めは「女の子が好きな男の子にチョコを渡して告白する日」だったバレンタインデー。
バレンタインも時代の変化とともに進化し、今では「さまざまな相手にさまざまな意味でのチョコレート」を贈るイベントとなっています。
「昔はこんな感じだったよ」 「それって何？理解できない」
といった感じではなく、今の時代のバレンタインの風習を子供と共に楽しんでみませんか？
ポイント
- 友チョコって？！
友チョコは、バレンタインデーに友達同士でチョコレートを交換します。本命チョコや義理チョコとは異なり、恋愛感情を伴わない。これは友情や感謝の気持ちを表現するためのものとされています。 - 友チョコは誰がだれにあげている？: 小学生を中心に、幼稚園や保育所などでも友チョコが渡されており、特に若い世代がわ達しているようです。親たちが子供たちのために準備しています。
- 友チョコが始まったのは？: 友チョコは約15年前に始まり、2000年代にテレビCMで知られるようになりました。2010年頃からは広まり、現在ではバレンタインデーに渡されています。
友チョコは、バレンタインデーの伝統的な「告白」の日から、さまざまな相手にさまざまな意味でチョコレートを贈るイベントへと進化しているようです。バレンタインは多様な形で楽しまれるようになっています。
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