職場のお花見が再開!行きたくない時の上手な断り方 ドタキャンは?!

日常生活の疑問

コロナ5類になって、イベントや初詣なども以前の賑わいを取り戻しています。そうなると…春に毎年行われていた恒例行事「お花見」が開催されるのではないでしょうか?

上司や先輩とのお花見は、緊張することもあると思います。

せっかくのお休みは「ゆっくりすごしたい。」「休日くらいは、家族とすごしたい。」などの気持ちもあると思います。

今回は、このような職場のお花見に関する悩みについて、以下の点に焦点を当てて考えてみたいと思います。

  • 行きたくないお花見に参加する必要はあるのか?
  • 参加したくないお花見の上手な断り方は?
  • 会社のお花見をドタキャンするのはどうなのか?

会社のお花見に参加したくないことって、自分勝手なのかな?

会社の恒例行事であるお花見は、多くの企業で毎年行われています。

新入社員が場所取りやバーベキューの食材や道具の用意に奔走する中、中には「忘年会よりも力が入っているかも?」と感じる職場もあるでしょう。

しかし、そんな会社行事の一環としてのお花見でも、参加者が女性で自分だけという状況になると、どうしても気が乗らないし、正直に言えば「行きたくない!!」と感じることもあるでしょう。

セクハラがないとしても、それでもやっぱり嫌なものは嫌ですよね。

女性が少ないからという理由でお花見に参加したくないのは「我がまま」?

「女性が席少ないから参加したくない!」というのは、本当にただの「我がまま」なのでしょうか?

以前、職場の男性社員に「女子会に男一人で参加する度胸ある?」と聞いたことがありますが、即答で「絶対に無理!無理!!!」と返ってきました。

いやいや、それって、会社のイベントとはいえ、男性社員ばかりの中で女性一人は「女子会に男性一人で参加」と同じ状況なんですけどね。

私はパートで働いているのですが、旦那からは「仕事の時間外のイベント事(忘年会やお花見など)は、参加する必要なし」と言われています。

そのため、会社にもその旨を伝えており、おかげで、煩わしい飲み会やイベントには参加しなくて済んでいます。

恐い旦那で通っているので、強制参加とかになると、問題視されると困るという感じみたいです。

実はとっても優しい旦那さんなんですけどね。

でも、普通は「嫌々」でも参加している人が多くて、そのイベントの都度、憂鬱な気持ちになってしまいます。 (そんなイベント、好きな人たちでやればいいのに)

会社のお花見に参加したくない時の上手な断り方

会社のイベントである「お花見」は、憂鬱な気分に陥ることがあります。

相手の立場を考えると、女子会に男性が一人で参加するのと同様の気持ちになるかもしれませんが、理解してもらえるといいですね。

しばしば「女性がいると、雰囲気が良くなるから」と言われ、何とか参加を促されることもあります。 (ただし、「見に行くのは華ではなく、桜の花ですからね!」)

では、この「お花見」を上手に断る方法はどうしたらいいでしょうか。

今年のお花見だけの特別な不参加理由

毎回同じ理由で「不参加」は難しいけれど、今回は絶対に参加したくない時に有効な「不参加理由」がいくつかあります。

〇 その日は法事があるので、参加できません。
〇 親戚が入院中で、付き添いが必要なので参加できません。
〇 同じ日に同窓会があるので、参加が難しいです。
〇 その日は両親(または親戚)が遠方から来る予定なので、参加できません。

このような理由が有効ですね。 上司が「法事はさておいてお花見に参加しろ」と言うことはまずないでしょうし (もしいたら、そのような会社はすぐに辞めるべきです)

お花見を優先するくらい、両親や親戚が遠方から来るのは不自然だと思います。

お花見を口実にして、実際にはただお酒が飲みたいだけなんですよね。

ただ、この方法はいつも使えるものではありません。

いつも同窓会や両親が遠方から来る、法事があるというのは不自然ですからね。

ですので、通常は女性が何人か参加しても問題ないけれど、今回は自分だけが女性のような「普段は参加してもいいけど、今回は参加したくない」という状況の時。

そのような場合に使える不参加理由もありますが、

〇 「毎回子供の理由で不参加しているため、結局女性は自分だけになってしまう」
〇 「そもそも職場には女性しかいない」

などは毎回の不参加理由としては使えないので、注意が必要です。

毎年通用する職場のお花見不参加理由

特に今回に限らず、毎年使える不参加理由としては

〇 「すみませんが、今回は不参加でお願いします」
〇 「花粉症がひどく、桜の時季は参加が難しいです」
〇 「その日は夫と前々から予定していた旅行があり、宿も予約済みなので
参加できません」
〇 「夫とのイベント(例:山登り)がその日に入っていて、参加が難しいです」
〇 「旦那が厳しくて、会社の飲み会には参加が許されないので、残念ながら
参加できません」

これについてそれぞれ詳しく見ていきましょう!

お花見の不参加理由①:理由を述べずに不参加を伝える方法

「すみません。私は不参加でお願いします。」

これは、敢えて理由を述べずに、この一言で断る手段です。

会社の仕事外のレクリエーションに対して、「参加できない理由」を伝える必要性はないものです。

それぞれの個人には「事情」があるからです。

また、理由をつけて説明するのは手間もかかりますし、余計なことを言ってしまうと、うっかり嘘がばれる可能性もあります。

ですので、参加の可否を尋ねられた際には
「あっ、すみません。私は不参加でお願いします」と即答します。

もし「どうして?何か用事でもあるの?」と問い詰められても、慌てずに。

「そうなんですよ~。すみません。」と、敢えて理由を述べずに、不参加の旨だけを伝えることに徹しましょう。

こうした状況でも、食い下がってくる場合には
「プライベートなことなんで~。すみません。」とかわすのが良いでしょう。

お花見の不参加理由②:桜の花粉症

「桜花粉症なんです」

花粉症は、スギやヒノキだけでなく、原因は個人差があります。

さまざまな花粉が原因で発症する中で、「桜の花粉」が原因で発症する花粉症もあります。

したがって、桜の季節が近づくと、マスクをして職場に行き、お花見の誘いがあれば「桜花粉症」を理由に辞退しましょう。

この方法なら、毎年同じ理由でお花見を断ることができます。

もし職場に女性が増えて、自分だけでなくなった場合は、「今年は調子がいいので参加します」と言えばOKです。

ただし、唯一の難点は「花粉症ではないのにマスクが必要なこと」ですね。

もちろん、お花見が終わった後も桜の季節中はマスクが必要です。

お花見の不参加理由③:家族旅行

「その日は前から夫と旅行に行く予定で、宿も予約してるので行けないんです」

旅行などの予約を理由にして、お花見を不参加にする手段もあります。

ただし、この場合はお花見が休日や休日の前日にあることが前提です。

平日の仕事終わりに「旅行に行くので」は使えませんからね。

宿の予約が入っているとキャンセル料が発生する可能性もあるので、それほどまでして参加しなければならないことはありません。

そして、毎年同じ時期に同じように旅行(例:結婚記念日などの恒例行事と組み合わせて)をして、宿も予約が必要で取りにくい状態にしておけば、毎年同じ理由を使うことができます。

「その日は夫とイベント(山登りなど)に参加するので、行けないんです」の場合も、同じように

予約が必要で参加費も支払っている 毎年の恒例行事 などと組み合わせると効果的です。

お花見の不参加理由④:旦那が厳しい

「旦那が厳しくって、会社の飲み会には参加させてもらえないので、行けません」

はい。これは私の個人的な経験です。

私の場合は、職場の同僚たちが私の旦那について知っている人がいなかったので、もちろん旦那の性格も把握していません。

そのため、現在の職場に入社して歓迎会が開かれた時に、二次会に誘われてもあまり参加したくありませんでした。

事前に職場の同僚たちに「私の旦那はとても厳しい人なんです」と伝え(もちろん旦那は了承済み)、

基本的には会社の業務時間外のイベントなどには参加が難しいことを伝えておきました。

これにより、次の忘年会でも
「旦那が厳しいので二次会は帰ります。お先に失礼します〜」
と簡単に帰ることができました。

ですので、私の職場でもやはり毎年「お花見」があるのですが、旦那を理由にするまでもなく、「暗黙の了解」が通用しています。

「あっ、不参加でお願いします〜」と言えば、何も尋ねられずに終わります。

私のケースが参考になるかは不明ですが、こうして職場の同僚たちに

「この人は家庭の事情(旦那さんの方針など)で、飲み会やイベントにはあまり
参加できないんだ」

という先入観を植え付けておけば、その後は楽に過ごせることもあります。

コレは使っちゃダメ!職場のお花見不参加理由

逆に、ついつい口にしてしまいがちだけど、絶対に使ってはいけない不参加理由があります。

何かと言えば、「お酒が苦手・飲めない」って理由です。

新年会や忘年会、お花見といえばお酒の席が多いため、「お酒が苦手」「お酒が飲めない」という理由がつい使ってしまいがちですよね。

しかし、この理由では逆に参加を勧められてしまいます。

会社のイベント(忘年会やお花見)ではお酒がついてくるものです。

実は職場で働く皆のコミュニケーションの場でもあるため、「飲みニケーション」とも言われることがあります。

ですので、「お酒が飲めないので不参加で~」などと理由をつけてしまうと…

「大丈夫!別にお酒は飲めなくても、みんなで美味しいものを食べて
普段話せないことを話す場だから。お酒が飲めなくても気にしなくてもいいよ」

と言われ、半強制的に参加させられる危険性が高まります。

まぁ、本当にお酒が飲めない人にとっては、酔っ払いのテンションについて行けず、その場が苦痛なことは理解できます。

以前、私の同僚にはお酒が受け付けなく、飲めないという方がいましたが、その人も毎回「強制的」に会社の飲み会には参加させられていました。

なので、「お酒が飲めないので~」という理由は、不参加の正当な理由にはならないので、要注意です。

会社のお花見をドタキャンするのはとっても危険

「行きたくないなぁ」と感じていても、良い「断りの理由」がすぐに浮かばないことがあります。

とりあえず「参加でお願いします」と言っておいて。

そして直前になって

〇 体調不良
〇 突然のどうしても外せない用事

などの理由でキャンセルする「ドタキャン」を思いついたとしても、お花見の場ではあまり利用しない方が良いです。

職場でのお花見と他の飲み会の違いは何?

お店を予約して行われる「忘年会」などの場合では、例えば

〇 3日前までに連絡すればキャンセル料はかからない
〇 当日でもお店が事前に料理を人数分準備するようなコースの場合、食事代は取られ
るが、飲み物代は取られない といったように、キャンセルが全部または一部できる
ことがありますね。

しかし、お花見の場合は、忘年会などとは異なり、食材や飲み物を参加者が自分たちで調達し、現地に持参します。

この時、「参加人数は10人で会費が3000円だから、予算が30000円になるから~飲み物はこれくらい買えて・・・。」といった感じで計画をたてます。

参加人数や予算によって、準備しなければならない量が変わります。

食べ物系は、当日や前日に準備することが多いですが、飲み物系は休みの日に事前に値段の安い量販店で買っておいたりします。

そのため、ドタキャンすると予算が変動し、予算配分が変わってしまい、幹事の方に非常に迷惑がかかります。

食材まで購入してしまった後では、ドタキャンした人の会費分が「予算オーバー」になってしまいます。

仮に既に会費を支払ってしまった後であれば、用意されたものが多いため、会費の払い戻しは難しいかもしれません。

そのため、お花見でのドタキャンは、あまりおすすめできない「不参加理由(方法)」です。

職場のお花見に行きたくない!のまとめ

会社の忘年会やお花見の際に、「参加したい人だけ参加してね~」などとしてしまうと、参加者が数名だけになることもあります。

ほとんどの場合、会社は「基本、全員参加」を原則としています。

しかし、基本的には、会社の飲み会やイベントは「絶対に参加しなければならないもの」ではありません。

参加しても、その分給料が増えるわけでもありません。

それでも、「参加したくないので不参加で~」と公然と言ってしまうと、「何?この人」といった印象を与え、今後の仕事や人間関係にも悪影響が出る可能性があります。

したがって、断る際も、今回ご紹介したように、「参加したいんだけど、不参加で!」といったニュアンスで上手に断るのが重要です。

ポイント

  • 家族のイベントや花粉症など、受け入れやすい理由を伝えて断る方が無難だと思われます。
  • ドタキャンは強く印象に残りますし、やめておきましょう。ドタキャンの時は、理由も慎重に考えましょう。
  • イベントの不参加が直接的な職務影響はないですが、人間関係への潜在的な影響に注意が必要です。

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