厄払いや厄除けは どのタイミングで実施するのか?

日常生活の疑問

ご存知ですか、『厄年』という言葉を?

厄年は、他の年と比べて不幸が重なりやすいとされています。

そのため、多くの人が神社などで厄払いや厄除けを受けることがあります。

いつが厄払いや厄除けを行う良い時期なのかご存知ですか?

以下では、

厄払いや厄除けの適切な時期 厄年の計算方法 などについて説明します。

幅広い情報を網羅しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

厄年の計算方法は?

厄払いや厄除けを受ける前に、最初に自分の厄年が何歳なのかを知っておくことが必要です。

それでは、厄年は何歳で訪れるのかをご紹介します。

 

男性の厄年について

男性の厄年は、

24歳 41歳(男の大厄) 61歳(老い厄) とされています。

また、3歳の幼児の厄を含むこともあります。

女性の厄年について

女性の厄年は

18歳 32歳(女の大厄) 36歳(女の小厄) 61歳(老い厄) とされています。

女性も男性と同じく、3歳の幼児の厄を含むことがあることに留意してください。

厄年の数え方は満年齢でなく数え年で

年齢の数え方には、満年齢ではなく『数え年』があります。

日本には、年齢を表すための2つの方法があります。

一つは古くから使われている『数え年』で、もう一つは現代で主に使用されている『満年齢』です。

これらの数え方を説明すると、

数え年…生まれた瞬間を1歳とし、お正月(1月1日)ごとに年を重ねる
満年齢…生まれた瞬間を0歳とし、誕生日が訪れるたびに年を重ねる となります。

厄年を確認するときは、今ではあまり一般的でない数え年で見るので、注意してください。

厄年には前厄・本厄・後厄の概念が存在します。

通常、男性は3回、女性は4回厄年を迎えることがあります。

ただし、厄年とはその年を『本厄』と呼び、その前の年を『前厄』、翌年を『後厄』とし、1回の厄に対して3年厄が続く仕組みです。

これには次のような意味があります。

前厄… 厄の前兆が訪れる年 後厄… 厄が徐々に和らいでいく年 となります。

厄年に厄払いや厄除けを受ける人は、前厄・本厄・後厄を毎年受ける方もいれば、本厄だけを受ける方もいます。

特にどちらが正しいというわけではないので、本厄だけでは不安な場合は、前厄・後厄にも厄払いや厄除けを受けてみることをお勧めします。

厄除けや厄払いに行くタイミングは?

良いタイミングで厄払いや厄除けを行うのはいつが適しているのでしょうか?

厄年になると、具体的にいつ厄払いや厄除けを受ければ良いか迷うことがよくあります。

では、実際に厄払いや厄除けを行うのは一体いつが良いのでしょうか?

実は、厄払いや厄除けを行う時期には明確な規定がなく、神社ごとに異なる考え方があるようです。

基本的には、厄払いや厄除けは厄年の初めである元旦(1月1日)から大みそか(12月31日)の期間に受けても問題ありません。

ただし、一部の神社では、立春(2月4日)から翌年の節分(2月3日)までという考え方も存在します。

一般的には、元旦から立春までに行うと考える人が多いようですが、多くの人はお正月の初詣の際についでに厄払いや厄除けを受けることが一般的です。

神社では年中いつでも厄払いを受け付けてくれます。

厄払いや厄除けは、厄年の初めである元旦から大みそかまでの期間内であれば、いつでも受けることができます。

しかし、厄払いや厄除けにはお正月といったイメージが付きものですね。

お正月以外の日に厄除けをしてもらえるかどうか、疑問に思う方もいるでしょう。

しかし、大きな神社であれば、お正月でなくても厄払いを受け付けてくれることが一般的です。

また、人が少ない小さな神社などでも、厄払いを希望する場合は事前に連絡すれば対応してくれることもあります。

お正月以外で厄払いを希望する方は、まずは対象の神社に問い合わせてみると良いでしょう。

六曜と厄払いの関係は?

「厄払いや厄除けは大安に受けるべき」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

しかし、実際には厄払いや厄除けは六曜とは無関係であり、特に気にする必要はありません。

それでも、良いことは大安に、悪いこと(例えば葬儀など)は仏滅に関連づける考え方が一般的です。

そんな場合、六曜に従って厄払いや厄除けを受けても良いのではないでしょうか?

大切なのは、各人の気持ちです。

気にしない人は仏滅でも関係なく厄払いや厄除けを受けますし、気にする人はやはり大安を選ぶことがおすすめです。

六曜には、大安・仏滅以外にも4つの日があります。

簡単に説明すると、

大安…1日中どの時間でも良い日
仏滅…1日中何をするにも不適とされる日
友引…お昼以外は良い日。特に夕方は良い
赤口…お昼ごろ(午前11時から午後1時ごろまで)のみ良いとされる日
先勝…午前中は良いとされる日
先負…午後は良いとされる日

このようになっています。

もしも六曜を気にされる方で、大安以外で厄払いや厄除けを受けるなら、この情報を参考にしてみてください。

まとめ

厄年は誰にでも3回から4回訪れることがあります。

厄年に気を付けない人もいますが、一方で前厄・本厄・後厄をしっかりと受ける人もいます。

厄払いや厄除けは、その年のどの時期でも受けることができますが、毎年お正月に初詣に行く際に合わせて受けると良いでしょう。

厄年のお正月に丁寧に厄払いや厄除けを受け、その年を健康で穏やかな気持ちで過ごせることを願います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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